アスベストへの社会の理解は、その被害実態が明らかになるにつれ、変化し続けてきました。
かつて、すぐに固まり扱いやすいという特性から、1975年までアスベストは多くの建築工事で広く使用されていました。
半世紀近くが過ぎた今日、老朽化した建築物の解体作業においてアスベストは大きな障害となっています。
また、建造物の解体が伴わなくても、アスベストを含有する外壁塗料の劣化は大きな心配の種です。
コンクリート補修を専門に事業を展開していた当社がアスベスト除去に特化していったのも社会需要に対する自然な流れだったのかもしれません。
新しい分野ではありましたが、当社に根差す「まずはやってみる」の姿勢に、東海エリアをはじめ、日本各地のお客様から広く理解をいただき、これまで多くの現場に携わることができました。
この場を借りてお客様を始め、関係各位に深くお礼申し上げます。
お客様のお役に立てたことに加えて、これまで先人たちが築いてきた社会インフラの再生とこれからの持続可能な社会の構築の末席に加わることができたのは私達の大きな喜びです。
今後とも株式会社エターナルアートをよろしくお願いいたします。

代表取締役寺岡 寿